「消防署から指導を受けてしまった…どうすれば?」
「改善期限に間に合わない!誰に相談すべき?」
飲食店では、立入検査や点検報告の際に改善指導を受けることがあります。 これは珍しいことではなく、むしろ多くの店舗が経験しています。
しかし、正しく対応しないと、再指導、改善命令、場合によっては罰則につながることも…。 この記事では、飲食店オーナー向けに、改善指導の内容・対応方法・再点検の流れをわかりやすく解説します。
改善指導とは?
改善指導とは、消防署が店舗の安全に問題があると判断した際に出す 「改善すべきポイントをまとめた指導書」のことです。
内容は軽微なものから重大なものまであります。
飲食店でよくある改善指導は、以下のとおりです。
- 消火器の期限切れ・未設置
- 避難経路が物で塞がれている
- 感知器・非常灯の不良
- 点検報告書の未提出
- ガス周りの不備
- 誘導灯の点灯不良
大切なのは、指摘を「ダメ出し」ではなく 店舗を安全にするためのアドバイスと捉えることです。
改善指導を受けたら最初にすべきこと
- 指導書の内容を必ず確認し、改善期限をチェック
- 改善が必要な箇所を仕分ける
(自分でできるか、業者の対応が必要か) - 写真を撮っておく
指摘箇所の証拠として残すと後でスムーズ - 専門業者に相談
特に設備系は自己判断しない方が安全!
改善期限は短いことが多いので、 すぐに動き出すのがポイントです。
改善対応の具体的な手順
① 指摘箇所の修繕・改善
内容によっては以下の対処が必要です。
- 消火器交換
- 非常灯・誘導灯の交換
- 感知器の修理
- 避難経路の整理
- 消防設備点検の実施
業者対応が必要なものは、必ず消防設備士に依頼しましょう。
② 改善後の報告書作成
改善が完了したら、消防署の様式に従って 「改善報告書」を提出します。
店舗によっては写真添付を求められる場合もあります。
③ 消防署へ提出
改善期限内に提出することが大前提。 遅れると、再指導・改善命令の可能性も。
再点検の流れ
改善指導後は、消防署による再確認(再点検)が行われることがあります。
- 消防署が改善状況を確認
- 現地確認または書面確認
- 問題なければ完了
改善内容が不十分だった場合、 再指導 → 再提出 → 再点検と長引くことに。
最初から業者に相談した方が早く確実です。
改善指導で特に多い3つのNGパターン
- 期限を守らない
これが一番トラブルです。 - 自己判断で直す(誤った修繕)
設備系は無資格で触るのはNG。 - 改善したけど証拠がない
写真・報告書は必須。
一つずつ丁寧に対応することが大切です。
ニシモリ防災設備なら改善対応までワンストップ
ニシモリ防災設備では、改善指導後の対応をすべてサポートできます。
- 現地調査
- 改善箇所の修繕
- 点検の実施
- 改善報告書の作成
- 消防署への提出
「何から手をつければいいの?」 そんな状態でも大丈夫です。
まとめ:改善指導は“早く・正確に”対応すれば怖くない
消防署から改善指導を受けても、 正しく対応すれば何の問題もありません。
- 指導書の内容と期限を確認
- 改善するべき箇所を仕分ける
- 必要な部分は業者に依頼
- 期限内に改善報告書を提出
確実に改善を終わらせたい方は、 ニシモリ防災設備にまるごとお任せください。


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