消防署の立入検査が来た！そのときどうする？正しい対応と準備のポイント｜ニシモリ防災設備

「消防署から立入検査の通知が来たけど、何を準備すればいいの？」
「もし指摘を受けたらどうすればいいの？」

消防署の立入検査は、飲食店にとって避けて通れないもの。
しかし、正しい準備と対応をしておけば、怖がる必要はまったくありません。

この記事では、立入検査の流れ・準備・当日の対応・指摘後の対処まで、やさしく解説します。

---

消防署の立入検査とは？

立入検査とは、消防法第4条に基づき、消防署が建物や店舗を実際に訪問し、
消防設備や避難経路などが適正に維持されているかを確認する検査のことです。

飲食店の場合、特に以下のポイントが重点的に確認されます：

• 消火器や感知器の設置・有効期限
• 避難経路・非常口の確保
• 非常灯・誘導灯の点灯状況
• 消防設備点検報告書の提出状況
• ガス設備・調理場まわりの安全確認

---

立入検査の通知が来たら、まず確認すべきこと

1. 通知書の日付・時間を確認
   立入検査は事前に通知されることが多いです。予定を調整しましょう。
2. 点検報告書を準備
   過去1年分の消防設備点検報告書を用意しておきます。
3. 設備の動作チェック
   非常灯・感知器・消火器の動作を事前に確認しておくと安心です。
4. 避難経路を整理
   荷物や段ボールで出口を塞いでいないか確認しましょう。

---

当日の流れと対応ポイント

検査当日は、消防署員が来店し、店舗内を一通りチェックします。
以下の点に注意して対応すれば、スムーズに終わります。

• ① 落ち着いて案内する
  慌てず、検査員の指示に従いましょう。
• ② 書類をすぐ出せるようにする
  点検報告書や消火器の管理記録はすぐ提示できるように。
• ③ 設備の質問には正直に答える
  分からないことは「確認します」でOK。ごまかさないことが大切です。
• ④ 指摘事項はメモを取る
  その場で修正できない場合は、必ず内容を控えておきま