「消防点検は無事終わった…でも、これで終わりでいいの?」
実は、点検後の対応こそ、安全で信頼される店舗運営に欠かせないポイントです。
今回は、消防設備点検のあとに飲食店がやっておくべき5つの対応について、実務目線で解説します。
① 点検結果の報告書を必ず確認する
業者から渡される「点検結果報告書」は、単なる書類ではありません。
実際にどこに不具合があったのか、設備が正常かどうかが記録されています。
最低限、以下の点はチェックしておきましょう:
- 指摘事項の有無
- 使用期限切れの設備がないか
- 再点検が必要な箇所の有無
② 消防署への報告書提出(必要な場合)
延床面積が300㎡以上の場合、またはビルテナントとして入っている場合は、消防署への報告義務があります。
ニシモリ防災設備では、報告書の作成・提出代行も対応していますので、忙しい飲食店経営者の方もご安心ください。
③ 指摘事項への修繕・対応
感知器の交換、非常灯の不点灯、消火器の期限切れなど、「要対応」と記載された部分は放置NGです。
✅ すぐに対応しないと…
- 次回点検でも同じ指摘を受ける
- 火災時の保険対応に影響が出る
- 消防署から是正命令が出ることも
対応が必要な内容は、早めに修繕依頼しておきましょう。
④ スタッフへの共有と再教育
点検結果や改善点は、店長やスタッフとも共有しておくと安心です。
特に重要なのが:
- 避難経路や非常口の場所
- 消火器の場所と使い方
- 非常ベルの操作方法
店舗の防災意識が自然と高まり、お客様からの信頼にもつながります。
⑤ 次回点検のスケジュールを確認しておく
消防点検は、「1回やって終わり」ではありません。
半年ごとの機器点検・年1回の総合点検を、ルーチンで組んでおくことが理想です。
ニシモリ防災設備では、定期契約・自動スケジューリングにも対応。忘れる心配がなく、コストも抑えられます。
まとめ:点検後こそ、安全管理のスタートライン
消防設備点検は「やったら終わり」ではありません。点検後にしっかり対応することで、本当の意味で“安心・安全な店舗運営”がスタートします。
今回ご紹介した5つのポイントをチェックして、点検の効果を最大化しましょう。
- 報告書の中身を確認
- 報告書提出の有無を確認
- 指摘事項の修繕
- スタッフへの共有
- 次回点検の予定を立てる
ニシモリ防災設備では、点検後のアフター対応まで丁寧にサポートいたします。
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