飲食店を運営するうえで見落とされがちなのが、消防設備点検の義務。実はこれ、法律でしっかり定められている重要な業務なんです。この記事では、「消防設備点検ってなに？」「費用はどれくらいかかるの？」といった疑問にわかりやすくお答えします。
目次
消防設備点検とは？飲食店も対象になる？
消防設備点検とは、火災に備えて設置された設備が正常に動作するかを定期的にチェックする法定点検のことです。
対象となるのは、以下のような設備です。
- 自動火災報知設備（火災報知器）
- 消火器
- 誘導灯・非常灯
- スプリンクラー設備
- 非常ベル・非常放送装置
「小さな飲食店だから関係ない」と思っていませんか？ 実はほとんどの飲食店が点検義務の対象です。厨房など火気を扱う設備がある以上、火災リスクは高く、定期点検は必要不可欠です。
消防設備点検の頻度と種類
消防設備点検には2種類あり、それぞれ実施する頻度が異なります。
| 点検の種類 | 頻度 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 機器点検 | 6ヶ月に1回 | 機器が正常に動作するかを目視や操作で点検 |
| 総合点検 | 1年に1回 | 実際に作動させて全体の機能を確認 |
さらに、一定の広さ（延床300㎡以上）の飲食店では、点検結果を消防署へ報告する義務があります。
飲食店の消防点検にかかる費用は？
消防点検の費用は、店舗の広さや設備の数によって異なりますが、以下が目安です。
| 店舗の広さ | 費用の目安（税別） |
|---|---|
| 〜20坪 | 20,000〜30,000円 |
| 30〜50坪 | 30,000〜50,000円 |
| 50坪以上 | 50,000円〜 |
※報告書作成、修理対応などがある場合は別途料金がかかることもあります。
点検を怠るとどうなるの？
消防設備点検を実施しない、または報告を怠ると、消防法に基づく罰則を受ける可能性があります。
- 是正命令・立ち入り検査の対象
- 最悪の場合、営業停止や罰金
- 火災時の保険適用外リスク
法令を守るだけでなく、お客様と従業員の安全を守る意味でも、定期的な点検は絶対に欠かせません。
ニシモリ防災設備なら、飲食店専門の点検実績が豊富！
私たちニシモリ防災設備は、大阪・関西エリアで飲食店の消防設備点検を多数手がけてきた地域密着型の防災専門業者です。
- 明朗会計・事前見積もり対応
- 深夜・早朝の点検にも柔軟対応
- 報告書の作成・提出代行まで対応
- 店舗に応じた最適なご提案
まとめ
消防設備点検は、「やらないといけない面倒な義務」ではなく、命と事業を守る大切な行動です。
- 飲食店でも消防点検は義務
- 点検は年2回、費用は2〜5万円が目安
- 報告義務があるケースも
- 信頼できる業者に依頼しよう
店舗の安全を守る第一歩として、消防設備点検の準備を始めてみましょう！
消防点検のことなら、ニシモリ防災設備にお気軽にご相談ください。
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